移住者インタビュー -漆芸工房 角田ー

移住者インタビュー -漆芸工房 角田ー

地域おこし協力隊 地域おこし協力隊
移住者
2017年1月16日

北塩原村に住むきっかけは何ですか?

会津若松生まれで、学校を卒業してから父(角田弘司)に師事しながら、会津漆器技術後継者養成所に通って漆芸の勉強をしました。26才の時に会津若松駅に漆パネル製作したのをきっかけに、芸術活動を本格的に始めました。翌年日本現代工芸美術展に初入選(以降11回入選)したり、その翌年日展に初入選(以降14回入選)して実績を積上げてきました。2007年頃会津地方で仕事場を探していましたが、作品の評価をしていただいていた中に北塩原村の方がみえました。そのご縁で裏磐梯エリアの曽原湖近辺の今の自宅を借りました。裏磐梯のすばらしい自然に触れるようになり、作風が変化していきました。そんな中、2015年に息子が生まれることになり、仕事場を住居兼用にすることにしました。

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実際に住んでいかがですか?

裏磐梯の自然に触れたことで作風が変わるほど素晴らしい環境に24時間ずっといられることに大変満足しています。工房から見る曽原湖越しの磐梯山は絶景です。住まい含めた拠点すべてが北塩原村になりましたので、地元に溶け込もうと思っています。村内で開催されるイベントに、蒔絵体験や漆器販売などのメニューで積極的に参加しています。また近隣のペンションさんと一緒にイベントを開催しています。

暮らしはいかがですか?

曽原湖の北側に家があり、バス停もなく、子供もまだ小さいため、買い物や病院に行くには、はっきり言って不便です。家が5年ごとの賃貸契約で、今年が更新時期で延長することに決めているのが、不便さより今の暮らしが勝っている結果です。

今後の目標は?

今月(2017年1月)裏磐梯レイクリゾートで個展を開催しています。日展、日本現代工芸美術展、河北工芸展には毎年出品していますので、続けていこうと思います。また、北塩原村を中心にイベントにはできるだけ参加して認知度を上げていきたいとも考えています。

漆芸工房 角田

〒969-2701

北塩原村大字桧原字曽原山1096-217

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地域おこし協力隊
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福島県北塩原村移住ポータル「きたしおばらぐらし」は、 福島県会津地方の北に位置する「北塩原村」の魅力を、 余すことなくお伝えします。 しかしながら、百聞は一見にしかず。 興味をお持ち頂いたらまずは北塩原村へお越しください。 四季折々の自然があなたをお出迎えします。